アドベントBlog、火曜担当のりえちんです。
早速に火曜中に滑り込み…?滑り込めてないかも…な感じです。
11月、12月は各自治体単位で行なわれている障害者ピアサポート研修のお手伝いであちこちお邪魔する日々が続いています。障害者ピアサポート研修では精神障害の方に限定しない、多様な障害の方々や、ピアサポーターと共に働く事業所職員が共に参加する研修でとなっており、令和2年度から予算化された国の地域生活支援事業の「障害者ピアサポート研修事業」として実施されるようになりました。
そして令和3年度の障害福祉サービス等報酬改定において、ピアサポートの専門性がピアサポート体制加算、実施加算という形で評価されたことにより、各自治体で現在、研修が展開されています。(参考:令和5年度厚生労働省障害者総合福祉推進事業 「障害者ピアサポート研修事業における障害当事者の参画の 実態把握及び方策についての調査研究」 障害者ピアサポート研修事業 ガイドブック https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/001282757.pdf より)
このような研修に少しですがお手伝いしている身として思うのは、これらの学びはあくまで入口研修ということ。ですが、まずはその入り口が限られた都市部だけではなく、全国どこに住まう人でも学びに手を伸ばすことができる、というはじめの一歩の大切さを感じます。
そしてピアサポートに従事する障害当事者の方には、是非是非ここをスタートととして、学びつづけることを一緒に模索できたらと常々思っています。というのがこの研修で行っているのはあくまで入口研修で、学びの内容も限定的です。もともとピアサポートに従事して働く人向けの学びのもっと手前には、「働く」ということすら脇においた、ただただ”人と人との交わりあい・わかちあい・癒しあい”的なことを目的としてピアサポートの営みがあり、そういったまなびの場も実は地域や小さな活動などで沢山あるなと感じています。
こういった障害者ピアサポート研修に至る前の、それら小さな営みのなかにリカバリーの種が眠っているように思いますし、ピアサポートの価値を心の中心において働くためには、自分自身がピアサポートのちからを身をもって感じたり、信じられることが大事だとおもっています。私自身はそのようなシンプルな当事者仲間同士での日々のやりとりの積み重ねが土台にあるので、ついこんなことを言ってしまうわけですが…。
と、ここまでで文字数が長くなってきた気がしますので、今日は一旦ここまでで^^
(つぶやき人:りえちん)
