2023年12月5日火曜日

3日目:ピアサポーター研修会(ピアサポートが広まることの意義)


ピアサポーター研修会に参加しています。ピアサポーターの研修会では、社会の中でさまざまなバリアを体験されている方々(いわゆる障害という分類でいうと精神障害、高次脳機能障害、視覚障害、聴覚障害、歩行の障害、難病、知的障害などの経験のある方々)とご一緒しています。

ご一緒に活動(研修でご一緒したり、お話ししたり、お話をお聞きしたり、ご一緒に考えたり、グループワークをしたり)する中で、これまで私が気づいていなかったさまざまな社会の中でのバリアに気付いたりしています。
たとえば、街中の表示や、情報の提示のされ方、設備(トイレとかエレベーター、通路の幅、ドアの幅など)、あらゆるものが、社会の多数派に合わせてデザインされていた(少数派の人に不便を強いてしまっていたことも多かった)んだなと今更ながら気づくことがたくさんあります。
もっと早くに気付いていたかったようなことばかりですが、「今が一番若い」ので、今知ることができてよかった!

こんな風に気づくことが続いているのは、ピアサポーター研修やそれに関連して出会えた多くの人々のおかげだなと感謝しています。もともとは、「ピアサポート」に惹かれ、ピアサポートをもっと知りたいと思っていたのですが、単にピアサポートとは何かだけではない、いろいろな豊かな出会いと学びの機会をいただいています。

ピアサポートそのものが価値あることであり、それが広がることでピアサポートを体験する人が増えることにばかり着目していましたが、それ以外にも、障害の経験にまつわるピアサポートが広まることで、障害に関する理解が進んだり困難の経験のある人たちと共に活動する人々が増えるという意義もあると気づきました。私自身が、さまざまな困難やバリアを体験している人たちと出会い、社会について気づいたり考えたり、誰にとっても過ごしやすい社会になるように貢献したいと感じるようになりました。

写真は、ピアサポーター研修会の会場のそばにあった公園を、晴れた朝に歩いたときの写真です。

つぶやき人:ゆっきぃ