2022年12月4日日曜日

8日目:チャレンジとそれを支える人の姿勢

 こんばんは。ながおかもんです。

仙台では先日初雪が降りました⛄️。寒さがキンとなり冬が本格的に始まった感じです。(それなのに冬用コートをまだ出していない…マフラーはかろうじて…)

さて、最近気に入って見ているYouTubeチャンネルがあります。受験生が進学(主に大学)の資金を得るために受験内容や志望理由、将来のプランなどをプレゼンテーションして、事業家(主に塾経営者)が出資の可否を決めるという内容です。10代〜20代の若者がそれぞれの背景を持ちその中で進学をしたい理由について語る姿はとても心を奪われますし、今の若者の置かれている状況やそれに対する考え方なども知ることができて、視点がひらかれる思いです。

その中で、メンタル不調を抱える受験生が志願者で登場している回があります。彼らはメンタル不調や発達障害により大学進学や大学生活が頓挫した経験を経て、もう一度チャレンジしたいと志願しています。困難な経験を乗り越えて自身の病気や障害をオープンに語り、さらにその先の希望を語り、再起をかける様子はまさにリカバリーを歩む姿であり、その姿に心を打たれます。

さらに、私が心を奪われたのは、彼らに声をかける事業家の方達でした。印象的だったこととして、一つは「塾にもメンタル不調の生徒がくるのでこういう方に講師として働いてほしい」とメンタル不調の経験に対する好意的な声が多かったこと。もう一つ、とてもとてもハッとさせられたのが、塾経営者で医師でもある細井龍先生の「病気もあって思い切りやり切ることができなかったんですよね。ぜひ思い切りやりきってください。」との言葉でした。体調や再発を気遣う言葉もありましたが、病によりたくさんのことを断たれてきた志願者の真の想いを理解するこの発言は、何よりも本人を支持する言葉であり、心から心から感動しました。そしてきっとご本人も真の想いを理解してもらった経験がこれからの歩みの支えとなるのではないかと思います。

私はこの件で細井先生から目が離せなくなっているのですが👀、チャレンジを支える側の在り方についてすごく考えさせられています。よき支え手になりたいと思いつつも、容易なことではないなと日々感じています。それでも私自身も諦めずに、チャレンジの良き支え手になるよう精進していきます。


アドベント2週目です🎄