2022年12月16日金曜日

20日目:地道に一歩一歩。

 アドベントブログももう20日目。

メンバーそれぞれの思考やスタンスが透けて見えるブログは読んでいて面白いですね。

しっぷろはメンバーがちょうど7人いるので各曜日を各人が分担しており、わたしは金曜日の担当というわけですが、そんな金曜日もあと11分で終わろうとしています。(そしてウンウン唸って書いていたら過ぎてしまいました;;)


先日、SERLA(特定非営利活動法人 免疫・膠原病に関する支援・教育・研究のためのネットワーク)さんの「ピアサポートについて考える」というワークショップに、しっぷろメンバーのにしこさんと一緒に参加してきました。ピアサポートについて研究をされておられる伊藤智樹先生のお話をもとに、膠原病をお持ちである方々などがそれぞれにピアサポートとの出会いやいまなさっている活動について伺いました。

実際にピアサポート活動として場を作っておられる方のお話では、同じ体験を持つ人と安心して繋がれる「場」の重要性と、その場へのアクセスしやすさ、そういう場やいろんなひとが共存できる「社会」があることの必要性について触れられていたように思います。コロナ禍によって対面での「場」の交流が難しいことから、SNSを通しての交流も増えたメリットとデメリットについても改めて考えさせられました。

やさしい社会をつくっていくことは、ひとりでできるものでもないし一朝一夕にできることでもありません。でも自分の身近なところからでも目指す世界を広げていけたら、少しずつ変わるのかもしれないとおもっています。理想論かもしれないけれど、地道に、一歩一歩。

わたしにとっての一歩として、こうしてワークショップに参加することは大きなものでした。膠原病については、身内がかかっていたものの全くわかっていないことばかりでした。わからないことって距離ができてしまってよりより傍観者になりがちなのですけれど、そう言うスタンスがまわりまわって偏見を生むのだとも思います。知らないことを知っていく、知ろうとすることをやめない、そんな一歩を歩みたいと思います。

(つぶやきびと:みどりん)