こんにちは。みどりんと申します。6日目のアドベントがやってまいりました。
みんなのブログを読むと、見えていなかったその人の人生のかけらや感性が垣間見えて、思いがけないギフトをもらっている気持ちになります。クリスマスの時期にぴったりの企画だと思いましたし、わたしは最近、気付いたらもうクリスマスだった!みたいに過ごしていたので、早くからクリスマスを待ち望んで暮らせる機会はうれしいなあと思っています。
さて、今日は、最近わたしが引っかかってもやもやしていたことを書いてみたいと思います。ピアサポートとは直接関わりがないかもしれませんが、多様な価値を尊重し合うことの難しさと大切さを感じた出来事です。
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家庭でも、仕事でも、誰かからこうした方がいい、こうするべきだ、と、言われることは時々ありますよね(自分でも言ってしまうこともあるのだけど、いまはいったん棚にあげます)。
その人がそう思うに至ったのには、さまざまな経験があってのことだろうとは思います。だからこそ、時には人生の先輩として、まだ知らぬわたしたちによかれと思って教えてくれているのかもしれません。ただ、その「よかれとおもって」は、時に厄介です。言い方やシチュエーションによっては、一方的にその人の価値を押し付けられて、さらにはわたしたちの価値は無意味なもののように扱われるような感覚があるからです。苦しくなり、悲しくなり、無力感を感じたりする。
彼も、免許をとらない理由として現に事故が怖いと言っていて、それでもサービスエリアが好きで、電車で行けるところを探しているということでした。電車で行くプロセスには、わたしたちの知らない魅力があるのかもしれません。番組は、それを彼に教えてもらう企画だったんじゃないのかしら、彼はその後どんな気持ちだったのかしら。。考えても仕方がないかもしれないけれど、あの後からもやもやと、考えてしまいました。
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誰かがしている行動、発する言葉には、それに至る経験や感性があってのことだと思います。よかれと思ってわたしたちの行動を気にかけてくれるのなら、「こうすべき」ではなくて、なぜそれをしているのか、に関心を持ってくれたらいいな、と思います。その余裕がないならば、「わたしはこうしている」という事実をさらりと目の前に置いてくれればと思うのです。
とはいえ、さっき棚に上げたことを手元に戻すと、自分も自分の価値観でしか物事を見ずにイライラしてしまうのは日常茶飯事ですし、結局、上記のことにもやもやしたわたしは、私の中の価値を主張しているわけです。「みんなちがってみんないい」は、簡単なようで難しいこと。つい自分の価値が正しいように思ってしまうけれど、それは自分のものさしでしかないということは意識しておきたいし、そのためにも他のひとの価値観は色とりどりあって、それを知るというひらかれたスタンスが大事なんだろうなあと思っています。(なので、その番組を作った人たちを否定したいわけではありません)
しっぷろは、いろんな人の価値に触れたり情報に触れられて、自分をひらくきっかけになるサイトかもしれないと思っています。これからわたしも、すこしずつひらいていきたいとおもっています。
ではでは、長くなってしまいましたが、今日はこの辺で。
次はメンバーのおおとり、にしこさんにバトンをつなぎます。
みなさま、寒くなってきたので、ご自愛くださいね。
(つぶやき人:みどりん)