今日は12/23。スキー場で足を折り(しかも滑っていたわけでは無い…)人生初めての救急車に乗ったのが10年前のまさに今日。即手術をして、はじめての食事がチキンとショートケーキだったのが12/23の私の思い出。時が経つのは早いですね。…って、どうでも良い話をまたもやしてしまいました。
さて、しっぷろメンバーで現在チャレンジしているBlogの毎日更新も、今回を入れてあと3回となりました。毎回今度こそ少し踏み込んだことを書いてみようと思うのですがやはりまだまだひよってしまいます。さて何を書こう…。
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病を持ちながら、そしてその病の経験を今まさに困難の中にいる方にとって少しでも役に立つのなら自分の経験を分かち合ってみるのもありかも知れない…と思って、ピアスタッフという形で働きはじめて数年が経ちます。
「ピアスタッフ」「ピアサポーター」という人を見聞きしたのがいつが初めてだったのかは正直あまり覚えていないのですが、それでもいつの間にか自分自身の関心事として大きくなり、そして今もまだまだ大きくなっていっています。
似たような経験を持つ仲間や、似たような感覚を持つ人たちとの交わりの中で、お互いさまの感覚や、分かち合う事の豊かさ、響き合う感覚。また、自分の人生を再び自分のものとして引き受けていく感覚に背筋がピッとしたことや、不安や自己肯定感の低さがゆえにただただ隠れるように彼らを眺めることしかできなかった時もあったように思います。(昔の私を知ってくれている友人は、あの頃うつむいていたよねと記憶してくれていて、けれどそんな頃の自分を覚えてくれていることもとても心が暖まります)
病の経験、似たような体験を持つ人たち同士の交わりに支えられたことが本当に沢山ありますが、ここ数年は自分では上手く言葉にならないことを他の誰かが言語化してくれている事が役立つことも多いです。それは時に専門的に支援の学びを重ねてこられた人たちがまとめたものであったり、当事者性を持つ人がまとめられたものであったりと様々です。生の経験の分かち合いも大事にしたいと思いながら、誰かが言葉を文字に起こした所から受け取ることも、ゆっくりと染みてくるような感覚を感じられて割と好みです。
興味をもってあれこれ調べるなかで、国や文化の違いなどからピアサポートの原則も様々なものが世界中で言われているという事もこの数年で知りました。今では、そういったものを読んだりする中で自分のピアサポートの経験からフィットするか、掴みきれないでいるか等々を誰かと話したりするのも好きな時間になっています。今日はその中の、あるひとつを紹介してみようと思います。
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ピアサポートのコアとなる原則(ImROC,5.Peer Support Workers : Theory and Practiceより)
2. 互恵性
3. 非指示的
4. リカバリーに焦点をあてる
5. ストレングスに基づく
6. 包括的
7. 発展的(可能性に開かれている)
8. 安全