2020年12月9日水曜日

11日目 情けない自分も分かち合える関係性

 


みなさん、アドベントBlog、11日目になりました。

水曜担当は本日職場で健康診断があった、りえちんです。毎日仕事やその他の事で悩んだり考えたりが続いており、痩せる思いの日々を過ごしていたつもりなのですが、思いだけだったみたいで…実際には痩せていませんでした…。全然痩せていないのに冬休み用に美味しそうなお餅を先日取り寄せてしまいました…。ハハハ。

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さて、ピアスタッフについての話題にも少し触れたいなーと思いつつも、先週末友達ととても良い時間を過ごしたので今回はそんな話を書いてみたいと思います。

毎年この時期、大掃除をされる人が多いと思うのですが、病気になってからずっとそれどころではなくて、特に2012,13年頃が一番色々な事が出来なくなっていった時期でした。けれど今年はお家時間も増えたお陰か体力的に少し余力があり、片付けを11月頃から少しづつ始めることが出来ています。それも長年封印していた段ボールに着手。段ボールを開けると2012年頃に開けずに放置していた封書類が沢山出てきました。沢山の封書類を見なかったことにして闇に葬っていたんです。

そして一人で片付けするのもなかなか集中力が持たないということで、友達と一緒に長電話(スピーカーホンにして)をしながら、それぞれ自分の家で気になっている作業をしてみよう!ということになりました。実際にやってみたら久しぶりに話しをすること自体も楽しいし、作業も進むしとても良い時間で結局3時間くらいやっていました。

私自身のピアサポートの原点ってこんな感じで、病うんぬんもあるのでしょうけども、お互いにとって「それ一緒にやれたら嬉しいねぇ」ということ。そして何より「こんなことに付き合ってくれる誰かっているのかなー、でも居てくれたらすごくうれしんだけれど…」みたいなところで、そういう事柄は大抵みっともない自分や情けない自分、不甲斐ない自分もセットで顔を出すような事柄なのですね。

そしてそんなみっともない自分も丸ごと「いいよ」「大丈夫だよ」とOK出してもらえて、「一緒にやろうよ」というような経験をお互いに時間をかけて、沢山重ねてきた関係性だなぁとしみじみしたのでした。

それぞれの支え合い、力になり合う関係は多様だと思うのであくまでこれは私が感じた、こんな関係いいな、という事なのですが気が付いたことが一つあります。

それは、みっともない自分・情けない自分を見せられた時に(時に自分がそんな姿を受け取ったりもあるでしょうね)、心の奥のかたくなった所が解けていくような感覚を私は感じるのですね。そして、そういうことが果たしてピアスタッフ・ピアサポーターといった何らかのサービスに位置づけらた役割でどこまで出来るんだろうなぁ…と、グルグル。まったく出来ないとも、思いませんけれどね。

みっともない自分・情けない自分には、病がもたらす困難があるからゆえ、みたいな事が多くあるように思います。だから本当は人に言いたくないし知られたくない。けれど自分で持つにはちょっと大きくなりすぎてしまった荷物みたいな。そして支援の枠組みだと、情けないのはいつも自分(サービスユーザー側)みたいなのも抵抗感を増す一因に私はなったりもします。

そしてそんな自分が安心してみっともなく・情けなく・不甲斐ない自分を見せられたのが似たような経験をもつ仲間なのだよなぁ。あ、勿論誰にでもそんな自分を見せられる、というわけではないのですけどね。引き続き、グルグルし続けながら考えていきたいと思います。

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あしたはゆっきぃです。どうぞお楽しみに☆


(つぶやき人:りえちん)