大学時代に仲の良かった友人と、最近また連絡をとっています。
およそ15年、20年ぶりでしょうか。その間に20代前半から、40代前半になりました。
その間、お互いに、ライフステージが変わったり、社会情勢が変わったり、いろいろありました。
特にわたしは、学校のこと、家族のこと、コロナなどで自分の気持ちに余裕がなく、ずいぶんと長い期間閉じていたのだなあと思い知らされます。
今になって、止まっていた時間を巻き戻すようにいろんな答え合わせをして空白を埋めて、そしてこの先を紡いでいます。
家族が増えたり、減ったり、仕事が変わったり、大事にしているものが変わったり、増えたり、考えている内容が深まったり。初めて聞くことも多いのだけれど、確かに流れているお互いへの信頼感や愛のようなものが心地よくて、20年経ったからこそ話せることもあって、興味深い毎日を過ごしています。閉じていた時間を残念に思うこともあるけれど、でもたぶん、閉じていた時間がなかったらこうやって開けなかったとも思います。そして閉じていた期間も信じていてくれた彼女に感謝です。
元気な日もそうじゃない日も、普通の日もなんでもない日もいろいろあるけれど、なんとかやっと毎日を過ごしていけば、その先にはいつか何かこうして築き上げたものの輪郭が見えて勇気になったりすることもあるんだなと思っています。
つぶやきびと:みどりん