こんばんは!1年ぶりのこんばんは。ながおかもんです(。◝‿◜。)
今年もしっぷろメンバーによるアドベントブログ🎄が始まりました。クリスマスまでの期間、毎日投稿チャレンジ!今年は、本当のアドベントに合わせて本日からのスタートです🕯今年もどうぞよろしくお付き合いくださいませ!
さて今日は、日本の障害者に関する法律の整備について感じていることをお話ししようかなと思います。
2016(平成18)年、国連が「障害者権利条約」を制定してから、日本は障害者権利条約の批准を目指して、国内の障害者に関する法律を整備していく訳です。
障害者権利条約は「わたしたち抜きで私たちのことを決めないで〜Nothing About Us Without Us〜」をスローガンに、社会の一員としてあたりまえの機会を均等に得るようにさまざまな権利の保障を示していたもので、保護の対象ではなく「権利の主体」であることを示しています。
日本においても、障害者権利条約を批准するために、障害者基本法や雇用、福祉サービスや差別解消法(合理的配慮)など様々国内法を整備して、平成26年に無事批准することができたわけです。
この流れを私は毎年説明する機会があるのですけれど、その中で特に心が痛むのが、障害者虐待防止法が制定されたのもこの流れであったということなんです。障害者虐待防止法が成立したのは平成23年。令和になったけど、ついこないだじゃないか…と思います。
自分が障害者だったら、虐待を防止する公的なものが何もないなんてとても恐ろしいことだと思うのですね。平成23年はすでに私はPSWとして働いていたけれど、当時はその恐ろしさに気づいていなくって、本当に反省します。
法律は後追いだから…という考え方もあるかもしれません。でも障害者権利条約批准の流れで整備されたものって、あたりまえのことをあたりまえに戻していく作業で、これまでできていなくて本当に申し訳ないというような類のものだと思っています。法律を教えているときは、「権利として得た」のではなく、「本来持っているべきものを取り上げてしまっていてお返しした」という認識でいるように伝えていますが伝わっているかな…。伝わっているといいな。
本来は守られているや本人の手元にあるべきものがなくなっていて、それに気づいていないまま過ぎていることがたくさんあるのだと思います。
そんなことを最近思いました。1日目から固い話になってしまいました汗
クリスマスまでどうぞよろしくおつきあいくださいませ!
つぶやきびと:ながおかもん(。◝‿◜。)
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